どんぶりバンク

京都下鴨修学館にまた人が住みはじめて3か月が経ちました。
庭にはミカンの木に丸々おいしい実が成っています。

修学館には「どんぶりバンク」というお金が入った壺があります。

Ciftさんが渋谷拠点で先に運用している制度で、共同生活に必要な資金をそこから支出します。
(例:みんなで作って食べるご飯代、日用消耗品など)
収入はというと、入居者や訪問者が好きな時に好きな額を投入します。
修学館でご飯を食べたとき、お話を聞いたとき、共用部分を借りたとき、入れたいなと思ったとき。
誰がいついくら貯金してるかはオープンにしていません。
生活するにはどれくらいお金がかかっているのか、みんなで確認しながら必要な金額を補充します。

時には「足りない」と言ってみるのも大切です。
貯金が減ったら呼び掛けて、ちゃんと現状を理解するよう促します。
そうすると晩には復活してることも。

コミュニケーションと価値の共有をきちんとすれば一見難しそうなこんな制度も成り立つものだな、と納得しました。
小さなことから大きなことまで考えを伝えるのは大変ですが、根気よく続けていきたいです。


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