「京都下鴨修学館」はじまりの物語

はじまりは3年前

3年前のある日、
紹介でciftメンバーが相談に来店されました。

拡張家族の説明をしてもらいました。

共感してもらえる家主様の物件を京都で探しているとのこと。

聞けば現在は東京で始めていて、
京都での拠点を考えているという話でした。

「拡張家族???」

それはシェアハウスのことだろうか?
説明を聞いても、まだ実感がわかなかったのですが、

面白そうな企画であること。

熱意があること。

物件の新しいあり方を検討していることもあり、
参加させていただくことになりました。

ちょうど弊社で管理をしている留学生寮「修学館」が空室になり、
運用方法を検討していたところで、
新しいことにご理解のある家主様、宮﨑様の物件でもあったので、
ご相談することになりました。

実際にcift東京に視察に伺い、衝撃を受けました。

お部屋を複数で順番に使用していたり、
美容室のようになっていたり、
ユースホステルのようになっていたり、
家族のように共用部分を使用しているのも印象的でした。

見学をすると、
新しい住まいの形、拡張家族のことが理解でき
見学に行った皆でぜひ企画を進めることにしました。

私の役割はプロジェクトリーダーで
家主様
建築士
フラットエージェンシー建築部
ciftスタッフ
フラットエージェンシー本部・営業部の
取りまとめを行うことになりました。

「取りまとめをする」ということは簡単ではなく、
皆がたくさんの意見を出してくるなかでの調整は
とても骨の折れる作業で大変でしたが、
とことんコミュニケーションすることの大切さや、
“皆が納得するまで話合いをすることで一体感がでること”
その楽しさを感じることができました。

入居前1ヶ月は、毎晩、メールで何時間も意見交換をすることになりましたが、
決して仕事でしているのではなく、
「友人と良いものを造りたい」という思いで話を進めていたので
決して苦痛ではございませんでした。

今までは貸主様、借主様はお客様でしたが、
今後のコミュニティー作りについては、
仲間として一緒にやっていける方、進めていける方と
共に進めていくのが良いのではないかと実感しています。

管理会社としては、入居していただくと一旦仕事はひと段落するのですが、
ciftさんから、入居後も、皆での月1度の打ち合わせやイベント、企画など、
ぜひ参加してほしいと誘っていただき、とても嬉しかったです。

借主=お客様ではなく、
借主=友人や家族

そのような関係が、
今後の管理会社と入居者様との、新しい繋がり方なのではないでしょうか。

 

(株)フラットエージェンシー
橋本浩和


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